右足切断のFlex Wheelerがリハビリを開始

以前の記事でシェアさせていただいた通り,緊急手術により右足の膝から下を切断したFlex Wheeler (フレックスウィーラー)ですが,リハビリを開始した様です.

今回はその情報をみなさんとシェアしたいと思います!

おさらい:Flex Wheelerが右足切断に至った経緯

右足切断に至った経緯ですが,フレックスウィーラーは名言していませんが,私が調べた範囲ではどうやら右足の血栓が影響していた様です.

この血栓ですが,以前,Flex Wheelerが腎臓の移植手術を15年前に行った際の静脈移植片が劣化して起きていた様です.この血栓が再び問題になり,彼の右足を救うためにいくつかの手術を行った後に,今度はその血栓により彼の命が脅かされるという問題になったため,右足を切断するという決断に至った様です.

Flex Wheeler,リハビリ開始へ

フレックスウィーラーがリハビリを開始したという情報は彼のインスタグラムの投稿によるものです.

 

改めて,フレックスウィーラーの右足がないことを見ると,今回の彼の問題が非常に甚大だったことが分かります.

フレックスウィーラーですが,すでにボディビルの現役を退いてはいますが,彼は現役中に交通事故や腎臓の手術を経験しており,改めて,彼は怪我 (以上のことが怪我というとまた別の問題になりそうですが…)に悩まされた選手だったと思います.

こうして考えると,彼が以上の様なアクシデントがなければオリンピアを獲得していても全く不思議ではなかったと思います.実際に,史上最多タイの8度のミスターオリンピアに輝いたロニーコールマンも彼が考える90年代のボディビルダーとして,ケヴィンレブローニー,ショーンレイとともにフレックスウィーラーを挙げていますしね.

そう考えると,オリンピアを獲得するためには,もちろん肉体は非常に重要ですが,アクシデントに遭遇しない強運も非常に重要であると改めて思います.

Flex Wheelerの今後について

フレックスウィーラーの今後について,「彼が以前果たした様なカテゴリーでのカムバックは正直難しいのでは」と思います.

彼は,もともとボディビルディングのカテゴリーの選手でしたが2003年を最後に競技からは引退をしていました.しかし,2017年に,クラシックフィジークのカテゴリーでオリンピアのステージにてカムバックを果たしました (結果自体は奮いませんでしたが,彼の年齢,14年という競技から遠ざかっていた年数を考えれば,十分な肉体だったと思います.).

ただ,今回は,手術により右足を切断してしまっているため,以上の様な競技にカムバックするというのは難しいかなと思います.

しかし,今回のフレックスウィーラーの右足切断というアクシデントがプロボディビルディング界に与えた影響は非常に大きかったため (実際に,彼のための募金を促す運動も起きていましたし….),彼は何らかの形で競技でカムバックを果たすのではないかと考えています.

その形ですが,アーノルドクラシック等で開催されているWHEElCHAIRカテゴリーではないかなと個人的に考えています.アーノルドラシックでは,通常の競技はもちろんですが,ハンディキャップを背負った競技者のための車椅子に乗った状態で競技を行うカテゴリーがあります.この競技ならば,右足を切断したフレックスウィーラーも出場できますし,もしアーノルドクラシックで出場となれば話題十分だと思います.

終わりに…

今回のFlex Wheelerのアクシデントですが,過去には,心臓発作に対する処置における医療ミスで下半身不随になってしまったカンボジアのプロボディビルダーであるKris Dimという選手がいます.

 

彼は,現在も治療を続けながらも厳しいトレーニングを続けており,たとえハンディキャップがあっても十分に戦えることを証明しています.

フレックスウィーラーも右足切断という重篤なアクシデントを克服して,一ファンとして,また元気にトレーニングしている姿をみたいものです.

2020/08/24追記:

Flex Wheelerですが,無事,歩行を再開したというニュースがあったのですが,幻肢痛という症状で再び病院に入院することになってしまった様です.

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