【オリンピア 2020注目選手】デキスタージャクソン

デキスタージャクソン オリンピア 2020

オリンピア 2020のオープンクラスは,フィルヒースのカムバック,デキスタージャクソンの現役最後のコンテスト等の理由でで大注目です.

今回は,オリンピア 2020の注目選手であるデキスタージャクソンについて皆さんとシェアしたいと思います!

Dextor “The Blade” Jackson (デキスタージャクソン)は,1969年生まれのアメリカのプロのディビルダーです.身長は168 cmで体重は98-108 kgです.彼の愛称である,“The Blade”とは,彼がカミソリの如きキレキレのコンディションを披露することが多いからです.

彼は,2008年のミスターオリンピアにおいて,それまで2006年,2007年とオリンピアを連覇していたジェイカトラーを破ってチャンピオンになっていること,これまで,アーノルドクラシックで史上最多の5回の優勝を誇っていること,以上2点からトップ選手であることは言うまでもありません.

また,特筆すべきは彼の年齢であり,1969年生まれということで2020年は51歳になります.50歳を超えて,今なお現役で,かつトップ選手であることから分かる通り,彼は非常に息の長い選手であり,古くはロニーコールマン,ジェイカトラーがしのぎを削っていた2000年代初頭,ジェイカトラーが君臨していた2000年代後半,フィルヒースとカイグリーンがしのぎを削っていた2010年代初頭,フィルヒースが君臨していた2010年代後半と20年近くもトップ選手でいるわけです.

2018年のオリンピアでは,ここ20年近くの間で一番成績が奮わなかったこと,また,彼の年齢から,引退するのではと言われていましたが,見事,2019年では4位とトップ6に返り咲き,まさに「生ける伝説」と形容できる選手です (そもそも,彼は1999年から2019年まで2005年を除いて全ての年でオリンピアに出場しており,その間にトップ6を逃したのは1999年,2000年,2001年,2018年しかありません. ).

デキスタージャクソンに注目する理由

デキスタージャクソンに注目する理由は,彼が2020年で引退することを名言しているからです.

デキスタージャクソンは,20年以上のトップ選手でいる極めて稀有な選手であり,彼がトップ選手である理由は,彼の愛称でもあるThe Bladeから推察される様に,彼の圧倒的なコンディションでした.

コンディションが優れている選手は他にも多いのですが,彼の素晴らしいところはそれを20年近く継続しており,しかも,コンテスト時にコンディションをほとんど外すことがないという点になります.だからこそ,現在よりもジャッジがサイズ重視する傾向にあった2000年代初頭から変わらないパフォーマンスを発揮し続けているのだと思います.

注目の2020年の仕上がりですが,以下の投稿があります.

デキスタージャクソンもオリンピア 2020に向けて,自分自身の身体を公にしているわけではないため,彼の現在の状態を推し量ることは非常に困難ですが,一つ確実に言えることは,彼はオリンピア 2020でもピークを外すことは考えにくいということになります.

ただ,デキスタージャクソンも弱点がないというわけではなく,やはり年齢もあり,近年はミッドセクション周りが崩れてきてしまっていること (やはり,彼の全盛期である2008年と比較するとウエストが太くなってしまっています)と,大円筋を中心に全体的なサイズダウンが気になるところではあります.

それでも,若く,勢いのある選手と互角以上に戦えるのは彼のコンディションがそれくらい優れているということであり,2020年は彼の最後の年ということで「何かやってくれるのでは」という期待が高まります.

終わりに…

今回の記事のサムネイルのした画像を見ながら,これが50歳を超えた選手の身体とは半ば信じられない気持ちで一杯です.そんな生ける伝説であるデキスタージャクソンもオリンピア 2020で見納めであり,彼がラストのオリンピアでどの様に仕上げてくるのか非常に注目が集まります.

関連記事