2021/09/25に行われるアーノルドクラシック 2021 in コロンバスオハイオの出場者が最終決定となった様です.
今回は,アーノルドクラシック 2021 in コロンバスオハイオのオープンクラスの出場者について皆さんとシェアしたいと思います!
アーノルドクラシック 2021 in コロンバスオハイオ出場者
アーノルドクラシック 2021 in コロンバスオハイオの出場者リストですが,以下の通りになっています.
- William Bonac
- Maxx Charles
- Seung Chul Lee
- Mokhamed El Emam
- Steve Kuclo
- Hassan Mostafa
- Sergio Oliva Jr
- Justin Rodriguez
- Iain Valliere
- Nick Walker
- Akim Williams
例年よりも出場者が少ないという印象です.私は,当初発表されていたアーノルドクラシックの出場者からもっと追加があるかと当初は思っていたのですが,Nick WalkerとRoelly Winklaar (ローリーウィンクラー)の追加はあったものの,そこから,Cedric McMillan (セドリックマクミラン),Lionel Beyeke,ローリーウィンクラーの辞退あったため,そこまで人数は増えなかった印象です.
今回は,注目の選手を紹介したいと思います.
William Bonac
優勝候補筆頭はWilliam Bonac (ウィリアムボナック)でしょう.
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ウィリアムボナックは,大崩れはしない選手であり,2021年のシーズンはChris Cormier (クリスカミアー)が指摘する様に非常に調子が良さそなので要注目です.
また,新しいコーチとしてAbdullah Alotaibi (アブドーラ)を招聘しており,それが彼のコンディション,サイズにどの様な影響を与えているかを見るのも興味深いと思います.
2021/09/26追記:
ウィリアムボナックですが,直前での欠場がアナウンスされました.
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I am sad to announce that I will not be on the stage of Arnold Classic in Ohio this year due to administrative issues regarding my travels during pandemic. I have to thank the organizers for doing all that they can so we solve this issue together but it seems I will not be able to enter the US before the show.
今年のオハイオ州で開催されるアーノルドクラシックのステージには,パンデミック中の渡航に関する管理上の問題で参加できないことをお知らせします.この問題を一緒に解決するために最善を尽くしてくれた主催者に感謝しなければなりませんが,コンテストの前にアメリカに入国することはできないようです.
アーノルドクラシック 2021 in USAが開催されるのがオリンピア 2021の2週間前になりますから,2週間前でもウィリアムボナックはアメリカに入国していないということになるのですが,これで,オリンピアは大丈夫なのでしょうか.
Steve Kuclo
次に,Steve Kucloでしょう.
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Steve Kucloは,サイズに定評のある選手である一方で,毎回,コンディションはいまいちという印象が強かったのですが,アーノルドクラシック 2021 in USAに向けて,コンディションに注力した調整を行っている様な印象があるため,それがどの様に本番のコンディションに反映されるのか注目ですね.
Justin Rodriguez
次に,Justin Rodriguezです.
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Justin Rodriguezですが,Indy Pro 2021で圧倒的な仕上がりでコンテストを制しています.彼は,非常に安定した強さを見せており,コンディション,身体のバランスが非常に良いのが特徴的です.彼は,オープンクラスの選手にしてはウエストラインが細く,クラシカルな体型に近いため,それがジャッジにどの様に影響するか注目です.
Iain Valliere
次に,Iain Valliereです.
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Iain Valliereですが,2020年は何かと批判的な意見が多かったシーズンになりましたが,オリンピアでは驚異的なコンディションで7位に入り,2021年はタンパプロ,テキサスプロで優勝し,確かな実力を示しています.依然として,弱点はありますが,身体のバランスは良く,サイズも小さくありませんから,コンディションを詰めてくると非常に面白い選手になります.
Nick Walker
次に,Nick Walkerです.
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Nick Walkerですが,プロ2戦目であり,IFBBプロリーグの三大コンテストの一つに数えられるNYプロ 2021で驚異的な仕上がりで優勝するなど非常に勢いがあります.彼は,近年のジャッジのトレンドでありウエストの細さというものはないものの,腹筋のセパレーションははっきりしており,サイズは非常に大きく,特に脚のバスキュレーションはとんでもないことになっており,プロ3戦目のアーノルドクラシックでどれだけ活躍できるか注目が集まります.
Akim Williams
最後は,Akim Williamsです.
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Akim Williamsですが,オリンピア 2020で過去最高の6位に入賞し,これまで課題だったコンディショニングの問題を払拭しつつあります.2021年シーズンは,プエルトリコプロで優勝しており,その見るものを圧倒するサイズ感には注目ですね (個人的には,Akim Williamsの背中はPhil Heath (フィルヒース)に匹敵するくらい素晴らしいと思います.).
終わりに…
アーノルドクラシック 2021 in コロンバスオハイオの出場者ですが,半数がオリンピア出場を決めており,オリンピアの前哨戦と言っても過言ではありません.
優勝者には,オリンピア 2021の出場権が与えられますから,まだ出場権を得ていない選手が優勝できるのかにも注目ですね.