【オリンピア 2020注目選手】ビッグラミー

ビッグラミー オリンピア 2020

オリンピア 2020のオープンクラスは,フィルヒースのカムバック,デキスタージャクソンの現役最後のコンテスト等の理由でで大注目です.

今回は,オリンピア 2020の注目選手であるビッグラミーについて皆さんとシェアしたいと思います!

おさらい:ビッグラミーとは

Mamdouh Elssbiay (通称,ビッグラミー)は,1984年エジプト生まれのプロボディビルダーであり,身長は178 cm,体重は133.8-140.6 kgとなっています (ただ,私の感覚だと,ビッグラミーはこれより体重は重い気がします.).

 

この投稿をInstagramで見る

 

BIG RAMY(@big_ramy)がシェアした投稿

彼は,2013年にプロ転向し,同じく2013年に世界三大プロボディビルコンテストに数えられるニューヨークプロで優勝します.この優勝により,オリンピア 2013の出場権を獲得し,オリンピア 2013では初出場ながら8位に食い込みます.当時の仕上がり体重は286 lbs ( = 約130 kg)であり,当時からそのサイズに度肝を抜かされました.

その後,着実にキャリアを積み重ね,オリンピア 2017ではフィルヒースに次ぐ2位となりました.2017年はビッグラミーにとって,キャリアハイの年となり,同じくアーノルドクラシック 2017 in ヨーロッパ で優勝します.

しかし,オリンピア 2018では6位と大きく順位を落とし,彼は1年間の休養をとります2013年からオリンピアで戦い続けていたビッグラミーにとっては,初めて順位を落とす出来事であり,相当なショックであったことに違いありません.事実,当時,彼のコーチだったNeil Heillは当時のビッグラミーについて「精神的,肉体的に問題を抱えている」と形容しており,彼にとって2018年は試練の年になりました (ビッグラミーと言えば,クウェートのOxygen Gymを思い浮かべる人も多いですが,2018年を最後にOxygen Gymから去っています.).

それから,2020年にコンテスト復帰し,復帰戦となるアーノルドクラシック 2020 in コロンバスオハイオで3位に入賞し,紆余曲折を経て,オリンピア 2020はスペシャルインバイトを受け取る形で出場となります.

ビッグラミーに注目する理由

ビッグラミーに注目する理由は,やはり,あの圧倒的なサイズからです.

ビッグラミーは,その相性の如く,オリンピアの出場者の中では最大レベルのサイズを誇っており,比較的サイズに定評のあるフィルヒースと並んでも彼のサイズ感は圧倒的です.

 

この投稿をInstagramで見る

 

BIG RAMY(@big_ramy)がシェアした投稿

特に,彼の脚のサイズは驚異的であり,過去のオリンピアではあまりの脚の大きさで上半身と釣り合わず,評価を落としてしまったこともあるくらい脚は発達しています.

ただ,彼はコンディションに大きな波がある選手であり,良い時は結構良いのですが,悪いときはとことん悪く,ミスターオリンピアを獲得するポテンシャルがありながらも,そのポテンシャルを十分に発揮することができていない選手であります.その理由としては,彼は極めて頻繁にコーチを変えており,コーチが彼の肉体を把握する前に契約が終わってしまうことから,コーチが彼の肉体のコンディションを十分に調整することができないとビッグラミーの過去のコーチの一人であるデニスジェイムスは指摘していました.

注目の2020年の仕上がりですが,以下の投稿があります.

 

この投稿をInstagramで見る

 

BIG RAMY(@big_ramy)がシェアした投稿

この投稿ですが,オリンピアまでまだかなり時間があるときに撮影されたものですので,詳しいことは謎ですが,やはり,相当に大きいですね.今回の特筆すべき点は,下半身のバックサイドにあると思います,基本的に,ボディビルダーのコンディションはハムストリングスとお尻を見るとわかるのですが,少なくとも,今回のビッグラミーはお尻がとんでもないことになっており,コンディションは非常に良さそうです.

ただ,私が,アーノルドクラシック 2020を見ながら,コンディションと当時にビッグラミーは背中の凹凸感というのが,トップ選手と比較すると劣るのかなという印象を受けました.今回の投稿では,照明や,ビッグラミー自身のカラーリングの問題でかなりフラットに見えていますが,それでも,ビッグラミーはトップの常連の選手と比較するとサイズはあるのですが,筋肉のディティールが劣るという印象が強いです.今回の投稿を見ている感じだと,ディティールはそこまで改善していない印象が強いため,これは彼にとってマイナスポイントだと思います.

終わりに…

今回の仕上がりを見る感じでは,ビッグラミーは少なくとも,アーノルドクラシック 2020 in コロンバスオハイオのコンディションを持ってくるとは思います.

問題は,トップ6に入るためには,確実にアーノルドクラシック 2020 in コロンバスオハイオよりもハードな仕上がりにする必要があり,コンディショニングに苦戦するビッグラミーがどこまで持ってくるかに注目が集まります.

関連記事