オリンピア 2021の出場を決める上で,最後のクオリファイとなったArnold Classic (アーノルドクラシック) 2021 in コロンバスオハイオが終了し,オリンピア 2021の出場者が出揃いました.
今回は,オリンピア 2021のオープンクラスボディビルディングの出場者を皆さんとシェアしたいと思います!
オリンピア 2021 オープンクラスボディビルディング出場者
オリンピア 2021のオープンクラスボディビルディング出場者ですが,以下の通りです.
- Mamdouh “Big Ramy” Elssbiay
- Brandon Curry (USA)
- Hadi Choopan (Iran)
- William Bonac (Netherlands)
- Akim Williams (USA)
- Iain Valliere (Canada)
- Hunter Labrada (USA)
- Justin Rodriguez (USA)
- Nathan De Asha (UK)
- Regan Grimes (Canada)
- James Hollingshead (UK)
- Patrick Moore (USA)
- Andrea Presti (Italy)
- Nick Walker (USA)
- Roelly Winklaar (Curacao)
- Hassan Mostafa (Egypt)
- Mohamed Shaaban (Egypt)
- Vladyslav Sukhoruchko (Ukraine)
オリンピアということで当然ですが,やはり,錚々たる面々ですね.
実際に発表されている出場者リストでは,以上の選手に加えて,Phil Heath (フィルヒース)の名前がありますが,フィルヒースについては,彼のコーチであるHany Rambod (ハニーランボッド)から欠場が名言されています.
今回は,以上のラインナップの中で注目選手を紹介したいと思います.
Big Ramy
まずは,Big Ramy (ビッグラミー)です.
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ビッグラミーですが,彼の投稿を確認する限りでは,非常にタイトに仕上がっている印象が強いです.彼をコーチングしているDennis James (デニスジェイムス)は,過去に,「ビッグラミーは,炭水化物を摂りすぎている」ということをコメントしていることから,それもあって,かなり炭水化物を制限してコンテスト準備をしているのではないかと推察されます.
オリンピア 2020でのビッグラミーのコンディションはかなり素晴らしかったですが,通年を通してデニスジェイムスとタイアップしたオリンピア 2021ではより改善したビッグラミーを見れる可能性が高く,大変楽しみですね.
Brandon Curry
次に,Brandon Curry (ブランドンカリー)です.
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ブランドンカリーの課題は,間違いなく脚にあり,それは彼のオリンピア 2021に向けたゲームプランで明かしていることです.オリンピア 2021に向けた準備の段階でのインスタグラムの投稿を見る限りでは,課題である脚は大きく改善していない様に感じたため,それが事実の場合,2021年も苦戦が予想されます.
ただ,それでも上半身のサイズ,バランス,コンディションは素晴らしく,優勝候補の一人であることは間違いありません.
Hadi Choopan
次に,Hadi Choopanです.
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Hadi Choopanですが,オリンピア 2020とは異なり,コンテストからかなり余裕をもってアメリカに入国することができました.これにより,オリンピア 2020ではビッグラミーに次ぐ仕上がりだったと言われているファイナルでのコンディションをプレジャッジの段階から披露できる確率が非常に高く,それで,どこまでビッグラミーに肉薄できるのか,それとも,ビッグラミーを凌ぐのかに注目が集まります.
William Bonac
次に,William Bonac (ウィリアムボナック)です.
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アーノルドクラシック 2021 in コロンバスオハイオでは,入国の問題で直前の出場キャンセルとなったウィリアムボナックですが,アーノルドクラシックにピークを合わせなかった分,オリンピアに注力することができ,どの程度の仕上がりで望めるか注目です.
近年はサイズアップに注力することで,ストラクチャーが崩れつつあると言われているウィリアムボナックですが,新しいコーチであるAbdullah Alotaibi (アブドーラ)がどのレベルまで彼を仕上げるが非常に注目です.
Akim Williams
次に,Akim Williamsです.
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活躍が期待されたアーノルドクラシック 2021 in コロンバスオハイオでは,5位と順位が奮いませんでしたが,おそらく,オリンピア 2021にピークを合わせるための処置であると考えられます.彼は,とにかく,各部位のサイズは素晴らしいわけですから,あとはどれだけコンディションを披露できるかでしょう.
Iain Valliere
次に,Iain Valliereです.
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オリンピア 2020で大躍進を果たした若手選手の一人であり,その勢いそのままで2021年シーズンもかなり調子が良かったのがIain Valliereになります.2021年は,抜群のコンディションだっただけに,オリンピア 2021でもそのコンディションを披露できれば,初のトップ5は見えてくるはずです.
Hunter Labrada
次に,Hunter Labradaです.
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オリンピア 2020で大躍進を果たした若手選手の一人であり,その勢いそのままでChicago Pro (シカゴプロ)で優勝しオリンピア 2021の出場権を獲得しました.フロントポーズが素晴らしいだけに,背中がどれだけ改善しているかがトップ5に入る上での課題になるでしょう.
Justin Rodriguez
次に,Justin Rodriguez (ジャスティンロドリゲス)です.
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ジャスティンロドリゲスは,アーノルドクラシック 2021 in コロンバスオハイオで4位に入ったことからも分かる通り,コンテストによらず,本当に安定した強さを発揮することのできる選手であり,非常に手堅いという印象が強い選手です.オリンピア 2020では10位に入りましたが,その順位を超えることができるかに注目ですね.
Nathan De Asha
次に,Nathan De Ashaです.
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Nathan De Ashaですが,Europa Pro (ヨーロッパプロ) 2021で見せた状態からも分かる通り,以前見の状態と比較して抜群にコンディションが良くなっているのが印象的です.彼は,非常に胴が長い選手になりますから,他の選手と比較してどうしてもミッドセクションが気になってしまうため,ミッドセクションを含めて,どれだけコンディションを突き詰められるかがポイントでしょう.
Regan Grimes
次に,Regan Grimesです.
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Regan Grimesですが,オリンピア 2020の順位は15位と奮いませんでしたが,早々にオリンピア 2021の出場権を獲得することができたため,2021年は1年を通してオリンピアの準備に使うことができました.これにより,2020年と比較して抜群にサイズアップすることができており,それがトップ選手に対してどこまで通じるのか注目が集まります.
James Hollingshead
次に,James Hollingsheadです.
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James Hollingsheadですが,オリンピア 2020の出場権を持っていたのにも関わらず,オリンピア 2021で上位に入るためにオリンピア 2020を欠場しました.この欠場により,彼が進化しているかどうかはいまいちよくわかりませんが,少なくとも,彼はサイズで勝負するタイプの選手であるため,上位に入るためにはコンディションをどこまで突き詰めるかが課題でしょう.
Patrick Moore
次に,Patrick Moore (パトリックムーア)です.
パトリックムーアは,初出場となったオリンピア 2019で10位になり,非常にセンセーショナルなオリンピアデビューを飾りましたが,その後のコンテストではサイズ不足に悩みました.
約1年のオフシーズンを経て2021年シーズンに復帰しましたが,改善した部分はあるものの,やはり,まだサイズ不足感が否めないのが現実です.ただ,それでもストラクチャーが抜群に素晴らしいため,コンディションさえ良ければ,再び,トップ10に入る可能性は十分にあります.
Nick Walker
次に,Nick Walkerです.
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2021年シーズンは,NYプロ 2021,アーノルドクラシック 2021で優勝し,IFBBプロリーグの三大タイトルを,残すはオリンピアだけになっているわけですが,アーノルドクラシックを見る限りでは,間違いなく優勝候補の一人でしょう.唯一の懸念点とすれば,アーノルドクラシックの2週間後に再びコンディションのピークを持って来れるかということでしょうか.
Roelly Winklaar
最後に,Roelly Winklaar (ローリーウィンクラー)でしょう.
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2021年のローリーウィンクラーですが,はっきり言って絶不調です.その理由としては,2021年のシーズンに入る前に十分なトレーニングを積むことができなかったことにあり,実際,2021年シーズンに出場したコンテストでは彼の最大の特徴であるサイズが,十分ではありませんでした.一部では,これを彼の年齢の問題と考えている人もいますが,オリンピア 2021では,やはり,ローリーウィンクラーの活躍を見たいですよね.
終わりに…
こうしてオリンピアの出場者リストを見ると,特に,トップ5はもちろん熾烈な争いになりますが,6-10位も今回は非常に熾烈な戦いになりそうですよね.
オリンピア 2021では3位だったフィルヒースが欠場することから,それを含めて,どの選手がトップ5に入るのか,またトップ10に入るのか注目です!